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2023.07.16Sciopero (ショーペロ) スト
金曜日は鉄道、そして昨日の土曜日は航空のストの日。
観光シーズン真っ只中、ミラノだけで150便が欠航、25万人に影響が出たそう😰
鉄道も7月半ば、バカンス移動で大勢の人が利用している。
まさに皆が困るこの時期を狙ってストがある。
日本でもストは有ったが遠い昔のことの様に思う。80年代にはほぼ無かったのでは。
平日のストは通勤電車も止まってしまうので毎度、大混乱💦
先週は地下鉄、トラムのストがあったばかり。
鉄道スト と聞くと何時も思い出すのがイタリア映画『鉄道員』
イタリアと私を結びつけた小学生の時に初めて見た映画でもある。
第二次世界大戦後のイタリアに生きる庶民の喜怒哀楽を、ある鉄道機関士の姿とその幼い息子の目を通してイタリア社会を見つめた名作。
この物語の中で鉄道ストは大きな重石の様に私の心に残った。
いろいろな事が重なりストやぶりをしてしまう父。
今まで苦楽を共にしてきた仲間から一瞬で村八分の様な状態になり坂を転げ落ちるように悪い事が重なってしまう悲しいストーリー。。
それなのに美しいモノクロの映像と音楽、そして幼い息子に案内されるように映画の物語に入り、子供心に印象深く残った映画です。
1956年の映画ですが67年経った今も相変わらずストがあり利用者の事など考えず、本来のサービスとは程遠い。。。
39℃と言う猛暑の中、旅行者は日程をそう簡単に変えられず右往左往するばかり。。
早くストが無くなる日が来るのを願うばかりだ。。が
自己主張においてはピカイチ!!それもひっくるめてイタリアの魅力を作っているのでしょう💦
あ〜〜〜イターリア😓😓
ミラノ中央駅
TG5 より