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2018.01.09日本とイスラエル
9日は、恒例の奉納土俵入りが、横綱白鵬によって明治神宮で行われたました。
昨年から騒がれている暴行事件や行司のセクハラ、、
朝青龍が横綱だった頃も、その振る舞いが大きな問題となり、
”相撲は神事”なのだから、横綱にふさわしくないと言う言葉を聞き、
驚いた事を覚えています。
それから、相撲のルーツを調べ驚きました!
旧約聖書には、原語のヘブル語で「シュモー」とか「スモー」という言葉が何度も出てくる。
その意味は「彼の名前」という意味である。現在のヘブル語でも
「シュモー(スモー)イスラエル」というと「彼の名はイスラエルです」という意味になる。
アブラハムの子、イサク、そしてその息子、ヤコブが大天使ガブリエルと素手で戦った。
勝利したヤコブに
『お前の名はもうヤコブではなく、これからはイスラエルと呼ばれる。お前は神と人と闘って勝ったからだ。』
(創世記32:23-29)
とあります。ヘブライ語で「イスラ」には「戦う」、また「エル」は「神」という意味なので、これで「神が戦う」とか、「神が支配する」といった意味にも解釈されていて、
神に選ばれた民族と言われる所以でもあるそうです。
また相撲で使われる「ハッケヨイ、ノコッタ」も日本語では、ただのかけ声のようにしか思えませんが、ヘブル語で「ハッケ」=「なげつけろ」、「ヨイ」=「やっつけろ」となり、
「ノコッタ、ノコッタ」=「投げたぞ、やったぞ」いう意味となるそうです。
そして清めの塩。塩で不浄なものを清めるのは、日本とユダヤ教くらいではないでしょうか。
”ユダヤ教では清めのために塩を用いる。「穀物の献げ物にはすべて塩をかける。あなたの神との契約の塩を献げ物から絶やすな。献げ物にはすべて塩をかけてささげよ。」
(旧約聖書レビ記2章13節)とある”
横綱だけが締められる注連縄。注連縄は神域と現世の境界にある結界を表していて、
それを締めた横綱は神の様な存在。
その意味を、力士も観る側もしっかりと理解していないといけませんね。
でないと国技ではなく、ただの力自慢のスポーツになってしまいます。
トランプ大統領が、エルサレムを勝手にイスラエルの首都とすると!!
まああ、昨年で一番驚いたニュースでした!
一国の大統領にそんな権限があるの???
エルは神、サレムは平和、正にユダヤ教、キリスト教、イスラム教が
微妙なバランスで平和を守っている場所。
今年もイスラエルの問題は一波乱ありそうですが、何よりも世界が平安である事を祈ります。