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2017.12.10聖アンブロージュ と スカラ座

12月7日はミラノ市の守護聖人 Sant’Anbrogio(聖アンブロージュ) の祝日。

この日、ミラノは冬の始まりを告げ、スカラ座はオペラ初日、こけら落としの日を迎える。

 

演目は イタリア人作曲家 UMBERTO GIORDAN 作、”アンドレア.シェニエ”

18世紀革命前後、実在したフランス人詩人、アンドレア、シェニエの半生を描いた

ヴェリズモ. オペラの傑作だ。 指揮は リッカルド、シャイー。

 

厳しいイタリア人の聴衆にも、15分に及ぶ拍手喝采を受け、大成功だったそう。

 

昨今のテロを警戒して、スカラ座の周りは封鎖され厳戒態勢で、近くを行き交う人は荷物検査とピリピリした空気が漂っていた。

そんな中、車が入れないので遠くから歩いて来たカップル。

ロングドレスの裾を引き、メディアからも注目の的。こんな光景も、初日ならでは。

彼女はイスラエルからはるばるこの日を楽しみに、ドレスも仕立て来たそうだ。

この様なドレスを纏った女性、イタリア人には見られなくなった、ですね〜

 

スカラの周りは、警官だらけ!!

 

開演前のロビー。

招待客をちょっと覗いて観ましょう!

アルマーニ氏とソフィアローレン。83才とは!!驚き!!。

 

下院議員、ダリオ、フランチェスキーニと夫人。素敵なカップルです!

 

ミラネーゼの代表とも言える前ミラノ市長、レティツィア・モラッティ。シックですね。

 

 

 

皆さん、迫力です!そして、この日をどれ程楽しみにしていたか、解りますね。

 

スカラ座で初日を観られるのは、選ばれた政界、経済界、文化人など限られた人達。

セキュリティーもあり、一般の私たちにチケットが手に入るのは皆無、、

スカラ座前のアーケードに映し出されるライヴ中継で鑑賞です(;_;)

 

 

 

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