Blog

2018.08.10不思議な果実

イタリアで、晩春から夏の終わりまで良く見かける桃、Pesche tabacchiere

ペスケ タバッキエレ、嗅ぎたばこを入れたヒラぺったい袋に似ているので

そう呼ばれていて,また別の名を Saturnia   土星 とも。

 

 

原産国は中国で1800年代にアメリカに導入されたそうで、ヨーロッパはその後?

中国では 蟠桃(バントウ)、もしくは 座禅桃 と呼ばれ楊貴妃にこよなく愛された

不老不死の 仙果 、 そして西遊記にも出てきます。

 

以前から八百屋さんやスーパーで、不思議な形でなんだろう。。

と見ていただけで食べたことが無かったのですが

友人から、皮ごと食べれてとっても甘く美味しい! と聞き

初めて買って食べてみたら、本当に美味しい!

桃は白桃が一番と思っていたのが、それを覆す美味しさでした!

 

日本でも40年ほど前から栽培が行われているようですが

一般には見かけないですね。

でも、お高い!!5~6個で5000円ほど。

こちらでは6個で2ユーロ、役270円程、、、

あまり手を掛けずに、たわわに実るのでしょうね。

 

 

重力に逆らって、こんな不思議な形になるなんて、、いじらしくもあり。。

夏にイタリアに来られたら、是非味わってみて下さい!

適度な水分補給にもなり、夏バテ防止に最適です。

 

スーパーではこんな風に販売されています。

 

 

一覧へ