Blog

2018.06.26海の効用

イタリアは6月に入ると、今年の夏は何処に行こう。。と

バカンスの話で持ちきりになる。

ほとんどの学校は6月20頃から3ヶ月の夏休みが始まり、

小さな子供の居る家庭では、6月から奥さんと子供たちは海の家へ。

亀の産卵の様に、親子連れが海へ海へと向かう。

以前借りていたアパルタメントの大家さんも、生まれて2ヶ月ほどの

赤ちゃんと出かけて行ったので驚いたのだが、太陽と潮風に当てるのが

とても大切だと言っていた。

特に潮風に含まれる海塩粒子は、不純物が少なくミネラルがたっぷり!

波音は、心を落ち着かせる力があり、ママにとっても感情をリセット出来る大切な時間。

都会にいては、決して得られません。

海洋療法 タラソテラピ と呼ばれ、免疫力、自然治癒力も高め、

砂浜を素足で歩くだけでも身体に溜まった静電気を吸い取ってくる。

アーシング効果が抜群です!

何世代に渡って受け継がれてきた、薬に頼らない

身体を健康に保つ為の良い習慣ですね。

 

そしてご主人は週末金曜日に出かけ、日曜日の夜に仕事の為に自宅に戻る生活が始まる。

男性同士でレストランで食事をする姿が頻繁に見られるのもこの頃。

 

アドリア海に面したアンコナから少し下がった海沿いの街に出かけた。

日本海に似て、地中海よりもどんより重い感じがするが、バカンスシーズン中は

ロシアやドイツ、スイスなどからの多くの避暑客で大変な賑わいとなる。

殆ど誰も居ないシーズン前の海辺には、既にバカンス用にパラソルが綺麗に

並べられれている。

泳がなくとも、海を見ているだけでも気分が落ち着くものだ。

思わず、深呼吸!!

 

今週末あたりから、たくさんのパラソルが開く事だろう。

 

 

曇ってちょっと肌寒いにも関わらず、ビキニで日光浴をしているのは、ドイツ人。

5月の冷たい海でもドイツ人は泳いでます。。。

 

砂浜を駆け回る子供達。足腰も強くなりますね!

 

 

一覧へ